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【2025/3/10 日本商業新聞】アルビオン2025年度 方針説明会 店頭最優先の施策を/今秋からデジタル戦略を開始

日本商業新聞

アルビオンは、「2024年度業績発表/2025年度方針説明会」を3月5日にオンラインで開催した。方針説明会では、「2024年度営業本部・国際事業本部」の実績発表が行われた後、「2025年度方針説明」を代表取締役社長・小林章一氏が、「2025年度営業本部・国際事業本部の方針」を、専務取締役兼営業本部本部長兼国際事業本部本部長・小林勇介氏が説明を行った他、新製品計画やお客さまづくりについても発表が行われた。



【2025年度方針説明/代表取締役社長・小林章一氏】


昨年度を振り返って一番大きなポイントは、やはり5年ぶりにアルビオンブランドが復調し、アルビオンブランドで会員を増やすことができたことである。そして沢山の計画店の皆さまが年間売上目標を達成をしていただき、心より熱く御礼を申し上げる。


そして大変残念ながら、本年1月5日に当社小林英夫名誉会長が他界された。名誉会長は今のアルビオンを築き、ご自身の持つ全てのバイタリティと情熱を会社に、そして会社の成長と発展に捧げていただいた。


私どもは、その思いをしっかりと引き継いでいくことが最も大切だと思っている。アルビオンらしさやアルビオンの文化継承にしっかりと取り組み、少しでも理想に近づけるよう、これからも全社一丸となって努力を重ねていきたい。



さて、アルビオンはこれからも今まで市場にないような、個性や独自性にあふれた、肌で実感いただける商品を一品一品思いを込めて作ることで「商品のアルビオン」をより一層確立していきたいと思っている。


次に「流通のアルビオン」としても、お店さまにおけるお客さまづくりを最大化することで、一店一店が更に強くなっていただきたいと心から思っている。その結果として、お店さまにもしっかりと利益を確保していただける形になれるよう、アルビオンとしても一生懸命努力をしていきたい。


ただ、残念ながら一つだけ大きな課題としてあるのは、これはお店さまも一緒かと思うが、現在、営業あるいは美容部員の採用が大変困難な状況になっていることが挙げられる。これは今後も続く問題だと思うが、なるべく早く解決できるようこれからも努力を続けていく所存である。


そしてお店さまと一緒にお客さまづくりを推進し、結果として私が以前から話をしている年間売上2億円を100店、年間売上1億円を200店、そして年間売上6000万円のお店を300店つくりあげるという理想の姿を早く実現していきたい。


そのためにこれからもアルビオンは店頭最優先で仕事を行い、一人でも多くのお客さまにリアルの店頭にお越しいただけるための様々な施策を打っていく。その中で、今秋からデジタルマーケティングも開始する予定で進んでいる。


私どもメーカーの売上や利益というのは、お店さまにおいて、お客さまお一人おひとりに喜んでいただきご満足をいただいた結果である。本年度もお店さまと一緒に100%お客さまを向いた仕事をしていきたいと思っている。



話は変わるが、23年までは本当に苦しい時代が続いた。アルビオンの売上も上がらず苦しみ抜いた4年間であったと感じている。ただ、実は私がこの会社に入社した約35年前はアルビオンはもっと小さな売上であった。


その時代を知らない若いメンバーが、この4年間苦しい思いをしたというのは、私は結果として良い経験になったのではないかと感じている。これからもお客さまお一人おひとりを大切に、そういう気持ちを大切に、全社一丸となって仕事をしていきたいと思っている。アルビオンは、「ものづくり・商品・接客」に会社のすべての力を集中して仕事を進めていく。本年度も今までと変わらぬ皆さまからのご支援ご協力をお願い申し上げる。


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